どうも!!そこらへんの社会人です!!
◯◯kg痩せるぞ!!
喫煙するぞ!!
健康のためにランニングをするぞ!!
このような決意表明をして3日坊主で終わったことがある経験がおありのあなた!!
3日坊主で終わったのは、「自分の意思が弱かったから続けられない・・・」と思っていませんか?
たしかにその可能性はゼロではないかもしれないですが・・・
心理学の面から3日坊主になってしまう傾向がある人の特徴が分かれば、それを改善すればいいので「今までチャレンジしたけど・・・できなかった・・・」という人は違う角度からのアプローチでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
とは、私自身は心理学の専門家でもなんでもなく、そこらへんの社会人です・・・
ですので今回は「スタンフォードの自分を変える教室」参考にしています。
スタンフォード大学といえば、偏差値80以上と言われる賢い人達の集まり(東京大学よりも高い)です。
そのスタンフォード大学の授業を本で学べるなんてすごいですね・・・・
僕は地方の大学卒なので入学することは・・・・多分無理です・・・
私たちの判断を鈍らせる「モラル・ライセンシング効果」とは?
モラル・ライセンシング効果??聞き覚えがない言葉ですよね??
簡単にいうと「良いことをした後は、ダメなことをしてもいい!」と思ってしまう人間の心理傾向のことです!!
「だから何?」と思う方もいるかもしれないので例で紹介させてください。
実際にお店に行って見ると欲しい服がたくさん・・・
あれもこれも欲しい気持ちが心のそこから湧き出てきます・・・
なんたって大好きなブランドですから!!
とは、言いつつも全部欲しいものを買ったら総額7万円になってしまいます。
全部買うことも可能ですが・・・流石に買いすぎと自分に言い聞かせて4万円に抑えて店を出ました。
その帰り道にあなたはダイエット中ですが・・・カフェに寄ってケーキを食べました。
これが「モラル・ライセンシング効果」です。
良いことをした後は、悪いことを悪いことと認知せずにしてしまう効果です。
モラル・ライセンシング効果の厄介なところ
モラル・ライセンシング効果は、良いことをした後に、悪いことを悪いことと認知しないだけではなく、その他に厄介なところがあります。
それは・・・
本当に自分がやりたいことと正反対のことをしてしまうということです。
ダイエットをしているならば・・・食べ物を食べてしまう
禁煙をしているならば・・・喫煙してしまう
これは、あなたがいくら道徳的に正しいことだとしても人に押し付けられると反発心が湧いてきます。それと同じように自分にルールを課してしまうと、もう一人の自分がルールを課せられたくないと抗議をしてくるのです。
脳が勝手にやりたいことをすり替える??
脳が勝手にやりたいことをすり替える???
そんなこと本当にあるの??と思うかもしれませんが、次の実験で明らかになっています。
ある実験でダイエットが順調にいっている人と面会し、理想の体重にどれだけ近づいたかを確認してもらいました。そのあとにご褒美として「りんご」か「チョコレートバー」どちらかを選んで渡したところ、気分の良くなった参加者の85%が「チョコレートバー」を選びました。
それに対し、進捗に確認をしなかった人たちは58%の人が「チョコレートバー」を選びました。
この実験からわかることは、少し目標に向かって前進すると逆に後退する行動をとってしまうことです。
脳にこんな性質があるなんて・・・
だんだん、今までダイエットや禁煙など、続けれてこれなかったのが自分のせいじゃなくて脳のせいかも??と思えてきたのではないでしょうか?
未来を楽観的に考えてしまう習性がある
私たちは先延ばしにすれば簡単にできるだろうと思ってしまう性質があります。
これは、経験があるのではないでしょうか?
なぜかあとでやろう!!と考えて結局やらない・・・先延ばしにしても何もかわらないことをわかっているのに・・・
これも実験されています。
「理想的な予想ではなく、現実的に来週何回エクササイズ器具を使用しているか??」
これには、的確な回答を得られると予想していましたが、なんとほとんどの回答者が予想を下回る回数しかエクササイズ器具をしようしなかった結果になりました。
この実験からわかるように人は「未来を楽観的に考える傾向があります。」
未来が明るいことはいいですがね・・・(笑)
自分をあまやかしてしまう後光効果(ハロー効果)
これは、欲しいものをあれこれと理由をつけて楽しもうとしてしまう効果のことです。
これも例をみて行きましょう。
本日の夕食のメインディシュは、カロリーの低い鶏肉にしました。
そこで、あなたは「メインはカロリーを低いものにしたぞ」と思い
「メインは低カロリーにしたんだからビールはいいだろう」と夕飯を楽しみました。
私もこれにはすごく覚えがあります・・・
新社会人になり地元に帰り、新社会人となり働くことになった時、車を購入する必要がありました。
地方では、車がないと会社に通えませんからね
車はトヨタのアクアでしたが車両価格だけで200万ちょっとだったと思います。
そこからオプションをつけて行くのですが、200万という金額に比べたら
オプションは安く感じてしまうので・・・あまり考えずにつけてしまうんですよね・・・
あれもハロー効果だったのか??
継続できない・・・をやめるために
人の取りやすい行動パターンを意識する
後光効果(ハロー効果)・・・欲しいものをあれこれと理由をつけて楽しもうとしてしまう効果
上記のような、人の取りやすい傾向を覚えて置くだけでもあなたの行動は変わります。
なぜなら、あなたが誘惑に負けそうになった時に「これはモラル・ライセンシング効果だ!」と思うだけでも自分を引き止める「きっかけ」になる可能性があるからです。
明日も同じ行動をすると言い聞かせる
基本的に、今日やった行動は明日も繰り返すと考えてください。
なので「今日くらい喫煙してもいいや〜〜」と思いタバコと1本吸ったならば、
それは、明日も明後日も明々後日も同じことを繰り返してしまうと考えてください。
人は誘惑に弱い生き物です。今日やったことは、明日も繰り返すと考えてください。
ヘビースモーカーの人達は、いきなり禁煙するのではなく「これから毎日4本しか吸わない!!」という決心をすると、「禁煙をすると決意した人」よりも結果的にタバコの本数を減らせる傾向があることが分かっています。明日も繰り返すという傾向をうまく利用した方法になります。
いきなり禁煙なんて無理ですからね。
「良い」「悪い」で判断しない!!本来の目標を「第一」に!
人はものごとを「良い」「悪い」で判断してしまうと「良い」ことをした後は、少しくらい「悪い」ことをしてもいいと思ってしまう傾向があります。
あなたは、自分のダイエットのために「良いこと」をしました。とても気分がいいです。
その日のお昼は、「今日は朝ランニングという良いことをしたから、ラーメン食べてもいいかな〜」と自分をすぐに甘やかしてしてしまいます。
人は、良い悪いで判断してしまうと正反対の判断をしてしまう傾向があります。
良い悪いで判断するのではなく、「なぜ、これをするんだっけ??」と本来の目標や目的を思い出し、自分の成りたい姿のためにやっているだけだと自分に言い聞かせてください。
自制心をコントロールし、自分をコントロールしよう
自分をコントロールするすべをみにつけましょう。
自制心は、時間帯やあなたの状態によっても変化してしまいます。
その傾向を理解しておくことで自分の自制心をコントロールしましょう。

意思決定の力を向上させて、誘惑に負けないようにしよう
ある場面ごとに私たちは、意思決定をしています。
1日にたくさんの意思決定をしています。その意思決定の正度を
誰でもよくする方法は「たった5分の瞑想」を毎日続けることです。

最後に
あなたが、成りたい自分になろうとして挫折してきたのは
あなたが他の人に比べて劣っているわけではなく、
私たちが人間として行動しやすいパターンが邪魔をしていたのです。
そのパターンをあなた自身が理解し、対策をすることで
今までのあなたが望んでいた「成りたいあなた」を手に入れてください。
そのお力に少しでも慣れたら嬉しいです。
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