半導体個別銘柄:アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD) 分析

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どうも!そこらへんの社会人です。

いま、世界中でEV自動車用や5G端末に欠かせない半導体。

その需要の多さが原因で半導体不足が発生しています。

そんな世界的な半導体メーカーの一つが、「アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)」です!

今回は、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が投資対象として有望なのか?をみていきたいと思います。

それでは、みていきましょう!!

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企業概要

AMDは、米国カリフォルニア州サンタクララに本社を置く、グローバルな半導体企業です。

1969年に設立され、1972年にNASDAQに「AMD」のシンボルで株式上場しました。

私達に特に馴染みのある製品は、パソコンに使用されているCPUではないでしょうか?

Ryzenが搭載されたパソコンは家電量販に行けば必ず置かれえていますね。

このCPUなどに欠かせないのが、半導体になります。

企業業績

直近10年の業績をみて見ると、売り上げは伸びていますが

営業利益が出ていないですね。。。

2012、2015、2016年は赤字経営でした。。。

AMD業績

2017年に見事なV字回復を達成できた要因は、CPUのRyzen5〜Ryzen7の新商品をどんどん世の中に出していったのと、

仮想通貨マイニング向けのGPUの売り上げが好調だったことが明らかになっています。
その売り上げは、利益の3分の1だったとの報道もされていますね。

GPUとは「Graphics Processing Unit」の略で、3Dグラフィックスなどの画像描写を行う際に必要となる計算処理を行う半導体チップ(プロセッサ)のこと

PER(株価収益率)、PBR(株価資産倍率)をインテルと比較

AMDとインテルを以下の指標で比較してみましたが、全体的にAMDは現在割高に思われます。

世界の半導体不足による今後の業績拡大の期待がAMDの株価に組み込まれているからでしょうか?

インテルのほうが割安感はありますね。


AMDインテル
PER(株価収益率)32.2913.07
PBR(株価資産倍率)16.823.24
EPS(1株あたりの純利益)1.724.25
ROE(自己資本倍率)57.4826.34
’21/4/3時点
米国株!!INTEL CORP.(インテル)を分析してみます!!
インテルと言えば、世界的な大企業で身近で言えばWindwos PCのCPUを開発していることで有名なのではないでしょうか??最近ではアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が、急成長を遂げインテルとCPUのシェアを奪い合っています。

PER、PBRがよく分からない方はこちらを参考にしてみてください。

株式投資をやるなら知っておきたい「PER」「 PBR」 
株式投資を始めたら、必ず目にする「PER」「PBR」。実際にどういう指標でどのように判断するのかを開設していきたいと思います。

AMDチャート

AMDの株価は現在、過去最高に達しっています。

現在の株価は、将来の半導体需要に対する期待が組み込まれていると思われますから、

今後ここから爆発的に株価が上昇する可能性は小さいように思われます。

AMDチャート

まとめ

AMDの紹介をしてきましたが、私の考えは「現時点で、投資対象には向いていない」です。

それはなぜかというと、まず経営が不安定な点です。

ここ数年は、黒字経営を続けていますが2012年、2015年、2016年に赤字経営をしていたことを考えるとこのまま将来安定とえる材料がないと思われます。

また、現在の株価がインテルと比較したときに割高に思えることも懸念材料です。

インテルは、配当も行っているためインカムゲインを期待できますがAMDは無配当のため期待できない点も懸念材料ですね。

これらを踏まえると、AMDに投資をするよりはインテルの方が将来有望だというのが私の考えになります。

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