どうも!そこらへんの社会人です!
バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)をご存じだろうか?
安定した配当金をもたらしてくれるため人気のETFです!
平均以上の配当金をだす企業に投資をしているため、おのずとバリュー株中心になってきます。
そうなると株価の成長率としてはS&P500をアンダーパフォームしています。
しかし、配当を再投資したらどうなるの??という
私の素朴な疑問から今回シュミレーションしてみました!!!
VYMのセクター割合
こちらはVYMのセクター割合になります。
成長率が大きく配当金が少ないテクノロジーは8.1%と少なめ
高配当株が多いセクターの金融は23.3%と高い割合になってますね。
なんといってもどの業界にも均等に分散されていてリスク分散がS&P500よりもできている気がします。

素材 | 4.2% |
一般消費財 | 8.2% |
生活必需品 | 12.9% |
エネルギー | 6.7% |
金融 | 23.3% |
ヘルスケア | 12.4% |
資本財 | 9.8% |
テクノロジー | 8.1% |
通信サービス | 5.8% |
公共事業 | 8.0% |
VYMの上位10銘柄
こちらが上位10銘柄になります。
ファンドの割合は時価総額加重平均で決まってくるため、時価総額が大きい企業ほど割合が多くなっていますね。
配当が少ないグロース株は、やはり入っていないですね。
名称 | ファンドの割合 |
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー | 3.62 |
ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) | 3.41 |
プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) | 2.59 |
ホーム・デポ | 2.58 |
バンク・オブ・アメリカ | 2.35 |
インテル | 2.06 |
コムキャスト | 1.93 |
ベライゾン・コミュニケーションズ | 1.89 |
エクソンモービル | 1.86 |
シスコシステムズ | 1.73 |
VYMの配当実績
続いてVYMの配当実績を見ていきましょう。
毎年、増配傾向にあり配当利回りは3%付近を推移していますね。
何と言っても着目すべきは、新型コロナウイルスが流行した2020年も増配したことです!
世界中のどの企業も大ダメージを受けていた2020年でも増配してくれたことを考えると、
今後も増配を期待してもいいと私は思います!!

VYMの成長率をS&P500と比較
配当未考慮
VYMとS&P500に連動するETF:VOOの単純な株価成長率をみていきましょう。

VYM株価(ドル) | VYM成長率 | VOO株価(ドル) | VYM成長率 | |
2010 | 1.099 | 0% | 1.084 | 0% |
2011 | 1.265 | 16% | 2.372 | 20% |
2012 | 1.476 | 25% | 2.836 | 22% |
2013 | 1.709 | 42% | 3.108 | 39% |
2014 | 1.878 | 62% | 3.490 | 66% |
2015 | 2.112 | 81% | 3.931 | 86% |
2016 | 2.138 | 76% | 4.138 | 81% |
2017 | 2.425 | 106% | 4.368 | 112% |
2018 | 2.554 | 142% | 4.737 | 163% |
2019 | 2.802 | 125% | 5.571 | 152% |
2020 | 2.906 | 169% | 5.303 | 200% |
バリュー株が、多めのVYMは成長率でいうとやはりVOO(S&P500)よりも成長率は乏しいです。
配当考慮
それでは、配当を再配当した場合はどうだろうか?
次に紹介するチャートは前提条件はあるものの、VOO(S&P500)の成長率をアウトパフォームしていますね!!!

VYM株価(ドル) | VYM成長率 | VYM配当利回り | VOO株価(ドル) | VYM成長率 | VOO配当利回り | |
2010 | 1.099 | 2.98% | 2.98% | 1.084 | 0.10% | 0.10% |
2011 | 1.265 | 22.23% | 2.95% | 2.372 | 20.05% | 0.18% |
2012 | 1.476 | 34.20% | 3.20% | 2.836 | 22.68% | 0.22% |
2013 | 1.709 | 54.07% | 3.28% | 3.108 | 40.20% | 0.21% |
2014 | 1.878 | 78.01% | 3.14% | 3.490 | 66.90% | 0.20% |
2015 | 2.112 | 100.01% | 3.16% | 3.931 | 86.88% | 0.20% |
2016 | 2.138 | 98.15% | 3.30% | 4.138 | 81.99% | 0.21% |
2017 | 2.425 | 130.86% | 3.20% | 4.368 | 113.72% | 0.19% |
2018 | 2.554 | 170.14% | 2.86% | 4.737 | 164.63% | 0.17% |
2019 | 2.802 | 156.15% | 3.39% | 5.571 | 153.69% | 0.21% |
2020 | 2.906 | 203.45% | 2.93% | 5.303 | 202.41% | 0.16% |
2010年~2018年をピックアップするとVOO(S&P500)を明らかにアウトパフォームしています!!
近年は、グロース株の成長がすごいので2020年時点はキッコウしています。
しかし、グロース株の成長はいつまでも続くわけではないので、またVYMがアウトパフォームし続けるのではないかとおもいます!!
配当を再投資するとS&P500をアウトパフォームすることはジェレミーシーゲル著の「株式投資の未来」で詳しく書かれているので、興味のあるかたは手に取って見てください。
ちょっと難しいのが無理だな・・・というかたはバフェット太郎さん著の「バカでも稼げる米国株高配当投資」を手に取って見てください。
私のおすすめは、株式投資の未来です!!データ量がすごく多いので参考になります!!
ちょっとリスクをとってハイリターンを目指す方は過去の記事を参考にしてみてください。



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