どうも!!そこらへんの社会人です!!
みんな大好き高配当株!!
しかし、どの個別株に投資をしたらいいか分からない・・・
そんな人は、ETFであれば分散投資もできるし配当金も、もらえる・・・・と
SPYDに投資をする人がいるのではないでしょうか?
しかし、トータルリターンを考えたらS&P500に対しアンダーパフォームしていて個人的には投資対象にはならないかなと思っています・・・
今回は、そのデータを見ていきましょう。

SPYD概要
SPYDは、S&P500に含まれる高配当株 上位80銘柄に分散投資をするETFです。
経費率は、0.07%で安いです。2016年に誕生したETFなのでまだまだ新米ETFですね。
S&P500に含まれているというだけで世界的な大企業です。
そのなかの高配当株 上位80銘柄なのでとても期待は大きいですが、
実態はどうなのか?見ていきましょう。
SPYDのセクター割合
成熟していて高配当株が、多く含まれている金融・不動産・エネンルギー・公共事業だけで70%を占めています。
高配当株は、キャピタルゲインが少ないのでこのセクター割合がどのように影響しているのか後ほど見ていきましょう。

SPYDの上位10銘柄
こちらが、SPYDの上位10銘柄になります。
正直、私は所見の企業になります・・・・
名称 | ファンドの割合 |
シーゲイト・テクノロジー | 1.75 |
リージェンシー・センターズ | 1.47 |
ヘインズブランズ | 1.47 |
ヒューレット・パッカード・エンタープライズ | 1.46 |
アイアンマウンテン | 1.45 |
ピープルズ・ユナイテッド・ファイナンシャル | 1.44 |
オムニコム・グループ | 1.43 |
インベスコ | 1.43 |
フィフス・サード・バンコープ | 1.43 |
USバンコープ | 1.42 |
SPYDの配当金
まだ誕生したばかりなので、過去5年間の配当金推移と配当利回りです。
高配当なのは認めますが、配当金が安定していないのが気になりますね。。。
米国には、常に増配をしている超優良企業があることを考えると、わざわざSPYDに投資をする必要はないのではないのか?とおもいますね。

SPYDの成長率をS&P500と比較
配当金未考慮
こちらは、2016年からの株価の成長率をグラフ化したものです。
2020年では、VOO(S&P500)に対し約1/2の成長率です・・・・
しかし、VYMの魅力は高配当であることです・・・
配当金を考慮したトータルリターンを見ていきましょう

SPYD株価 | SPYD 2016年からの成長率 | VOO株価 | VOO 2016年からの成長率 | |
2016 | 28.93 | 0% | 1940.24 | 0% |
2017 | 35.11 | 21% | 2278.87 | 17% |
2018 | 38.09 | 32% | 2823.81 | 46% |
2019 | 36.82 | 27% | 2704.1 | 39% |
2020 | 38.13 | 32% | 3225.52 | 66% |
配当金考慮
SPYDは、さすが高配当ETFだけあってトーラルリターンが32%→49%と+17%となっています!!
その点は、さすが高配当株となっています。
ですが・・・VOO(S&P500)のトータルリターンと比べるとやはりアンダーパフォームしているので個人的には、SPYDに投資をするよりはVOO(S&P500)に投資をしたほうが資産の最大化にはいいのではないかと思いますね

SPYD株価 | SPYD 2016年からの 成長率+配当金 | VOO株価 | VOO 2016年からの 成長率+配当金 | |
2016 | 28.93 | 5% | 1940 | 1% |
2017 | 35.11 | 31% | 2279 | 19% |
2018 | 38.09 | 45% | 2824 | 47% |
2019 | 36.82 | 46% | 2704 | 41% |
2020 | 38.13 | 54% | 3226 | 68% |
まとめ
高配当ETFは、とても魅力的ですがトータルリターンを考えるとSPYDよりもS&P500に投資をしたほうがいいと思います・・・
どうしても配当株がいいというかたは、冒頭にも紹介していますが、VYMのほうがおすすめです。
他にもリスクをとって資産を最大化したい人は、下記の記事も参考にしてみてください。


リスクに関して、学びたい方は下記の書籍を参考にしてみてください。
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