どうも!そこらへんの社会人です!!
5月17日に今までのコンテンツ制作から手を引き、
Discovery Incと統合するととの報道があったため株価が暴落したAT&Tですが、
過去の配当実績を見て仮に、統合後も配当金が減配されなかった場合に
投資冥利があるのかを見ていきたいと思います!!
AT&T 配当利回り5%超え!!【1989年からのシュミレーション!!】
AT&Tの企業紹介
配当金の推移
こちら配当金の推移になりますが、2003年のみ配当金が多く、
綺麗な右肩上がりにはなっていませんが、1988年から2000年までは増配企業といっても
言い過ぎではないのではないでしょうか?

年 | 配当金 |
1984 | 0.233334 |
1985 | 0.491667 |
1986 | 0.524999 |
1987 | 0.423333 |
1988 | 0.61 |
1989 | 0.6425 |
1990 | 0.68 |
1991 | 0.705 |
1992 | 0.725 |
1993 | 0.74825 |
1994 | 0.781 |
1995 | 0.8155 |
1996 | 0.851 |
1997 | 0.887 |
1998 | 0.92 |
1999 | 0.961 |
2000 | 1.006 |
2001 | 1.021 |
2002 | 1.066 |
2003 | 1.369 |
2004 | 1.252 |
2005 | 1.292 |
2006 | 1.332 |
2007 | 1.42 |
2008 | 1.6 |
2009 | 1.64 |
2010 | 1.68 |
2011 | 1.72 |
2012 | 1.76 |
2013 | 1.8 |
2014 | 1.84 |
2015 | 1.88 |
2016 | 1.92 |
2017 | 1.96 |
2018 | 2 |
2019 | 2.04 |
2020 | 2.08 |
2021 | 1.04 |
配当利回り推移
続いて配当利回りをみていきましょう。
こちら1984年〜2000年までの配当利回りになります。
計算方法は、(その年の配当金)/(その年の年初株価)=配当利回りとして計算しています。
2000年付近に配当利回りが落ち込んでいますが、
この頃AT&Tの株価は、高値を推移していたため、配当利回りとしては小さかったのかなと思われます。
しかしその他の都市は5%前後もしくは、それ以上の配当利回りを維持していますね。

配当金再投資の資産増加率分析
続いては、配当金を再投資した場合としなかった場合で
資産がどのように推移していくのかをみていきたいと思います。
配当金目的の投資家は、使うことが目的かもしれませんが、
再投資をすると資産がどのように移り変わっていくかを
知っておいてもいいと思いますので参考にしてみてください。
配当金を再投資しなかった場合
こちらは、配当金を再投資せずに溜め込んだ場合の、資産の増加率を
次の前提条件でシュミレーションしたものになります。
・1984年に100株購入
・配当金は再投資せずにためこむ

配当金を出す企業に投資をしているというだけで、これだけのアドバンテージがあることが
お分かり頂けるだろうか?
1984年から、100株だけを購入しキャピタルゲインのみの資産の増加率は、
2021年年初時点で約462%なのに対し、配当金をもらっていると約1273%にもなります。
資産の増え方が全然違うのがお分かり頂けるかと思います。
配当金を再投資した場合
続いて配当金を再投資した場合になります。
これまた、驚くべき結果ではないでしょうか?
・1974年に100株購入
・配当金は、1年間で得た配当金を次の年の年初で再投資
(例えば、2000年の1年間の配当金が10ドルだった場合、
2021年の年初に10ドルの株を買います。)
・配当金で株を購入する際は、計算簡略化のため1.05株でも購入できるとしている
(例えば、一株10ドルで配当金が11ドルだった場合、1.1株購入できるとしている)

株価成長率 | 462% |
配当再投資なし | 1273% |
配当再投資あり | 2881% |
配当を再投資をした場合は、しなかった場合に対し約36年間で、2倍以上の資産の差ができてしまうのです。
これは、なぜかというと配当金を再投資することで自分の保有株式数が増える
➡︎配当金が増える➡︎再投資➡︎保有株式が増える➡︎配当金が増える・・・
といったループが出来上がるからです。
次の保有株式数の推移をみてください。
約36年間で保有している株式数が4.5倍以上に膨れ上がっています。
この株式は、ただ当然で手に入れたものですから配当再投資の凄さがわかりますね。

まとめ
仮に、AT&Tが株価の減配をせずにこのまま配当金を出し続けてくれるなら
保有してもいいのではないかと個人的には思いますね。
常に増配を繰り返してくれる超優良企業といってもいいのではないでしょうか?
しかし、リスク分散をしたいという方もいると思います。
そのような方は、過去に書いた高配当ETFを参考にしてみてください。



今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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